今日は朝から暖かな陽射しがさしていました。
その陽射しを浴び、珠洲市の花ヤブツバキが咲いていました。

濃い緑の葉をバックに鮮やかな赤の花です。
このヤブツバキ、10月の下旬から翌年の5月の初旬まで、次々と花が咲き私たちを楽しませてくれます。
ツバキの語源は「アツバキ(厚い葉の木)」とか「ツヤバキ(ツヤがある葉の木)」とか、色々説がありますが、この陽光に輝く葉を見ていると「ツヤバキ」が正解かな、と思ったりします。

花が咲いている木の下には、既に咲き終えた花が落ちています。

ツバキはサクラやウメなどと違い、花がそのままの形で落花します。これはなぜか。
落ちたツバキの花を裏返してみると分かります。写真のように花びらが根元でくっついているのです。

この花の形態はツツジなどでも見られます。花弁がくっついている花、ということでこの形態を合弁花と言います。
ちなみにくっついていない花の形態(サクラやウメなど)を離弁花といいます。
さて、花が少なくなるこの季節、珠洲市ではあちらこちらでヤブツバキが開花します。ツバキは漢字では「椿」と書きます。寒い冬の季節に一生懸命咲き誇り、陽春の頃に花の時期を終えるツバキは、咲き続けることで私たちに必ず春が来ることを教えているのかもしれません。
能登半島の最先端で、健気に咲き続けるヤブツバキを見に来ませんか、ヤブツバキマップを用意してお待ちしています。